2017年 《第27回》 青山賞:本條 秀慈郎
本條 秀慈郎
ほんじょう ひでじろう
/ 三味線
プロフィール
本條秀太郎師に古典、現代音楽を師事し俚奏楽本條秀慈郎の名を許される。2017年文化庁文化交流使に任命され、最近では坂本龍一、藤倉大のアルバムに参加する等話題を呼んでいる。主に“現代の三味線音楽”を創造し、表現する事を目的に作曲家への委嘱など活動を続けている。 演出家・故蜷川幸雄氏から”繊細で、時に強く烈しいその演奏は深い感動を呼び起こす”と評される。ソリストとして指揮者・秋山和慶氏、井上道義氏や、東京シティフィルハーモニック、日本フィルハーモニー、オーケストラアンサンブル金沢と共演、自主リサイタルの開催等国内の他、アメリカ、ヨーロッパ、アジア等各地で演奏。桐朋学園短期大学部卒業、専攻科、研究生修了。在学中故杵屋勝芳壽氏に師事。現在同大学講師。現代邦楽研究所修了。津軽三味線を長谷川裕翔氏に師事。Acc Nakamura Kimpei フェローシップによりニューヨークへ留学。長谷記念くまもと全国邦楽コンクール最優秀賞、文部科学大臣賞。三味線演奏家としてはじめて東京オペラシティ文化財団“B→C”に出演、第25回出光音楽賞を受賞。第70回文化庁芸術祭新人賞。第12回宇都宮エスペール賞。栃木未来大使任命。NHK-Eテレ「日本の芸能」TV朝日「題名のない音楽会」等出演。
※プロフィールは受賞当時のものです