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青山音楽賞とは

青山音楽賞

「青山音楽賞」は、青山音楽記念館設立者でもあり、
初代館長でもある青山政次の「音楽を愛する若者たちを応援したい」
という理念のもと、創設された顕彰事業です。

世界へと羽ばたくような素晴らしい音楽家の育成支援を目的とし、
毎年1月より12月までに青山音楽記念館バロックザールで
開催された公演の中から選考し、個人または団体へ授与します。

AOYAMA MUSIC AWARDS

青山音楽賞各賞の内容

  • 新人賞

    これまで以上に広い視野を持った
    音楽家に成長することを願い
    授与します。

    • 演奏会当日25歳以下の個人の演奏会(独唱、独奏または作曲作品発表)
    • 賞金100万円/音楽研修費200万円
    • 研修成果披露演奏会開催費用50万円

    (2名以内)

  • 青山賞

    音楽における芸術性を
    さらに高めることが期待できる
    音楽家に授与します。

    • 演奏会当日26歳以上の個人の演奏会(独唱、独奏または作曲作品発表)
    • 賞金150万円
    • 受賞記念演奏会開催費用50万円

    (2名以内)

  • バロックザール賞

    アンサンブルとしての質の向上と
    演奏活動の継続を望む団体に
    授与します。

    • アンサンブルの演奏会(器楽・声楽)
    • 賞金200万円
    • 受賞記念演奏会開催費用50万円

    (2組以内)

第29回(2019年度)の受賞者

新人賞

今岡 秀輝

今岡 秀輝 / ヴァイオリン

受賞公演:「今岡秀輝 ヴァイオリンリサイタル」 2019年03月07日(木)

【評価】音楽を表現する技術力とエネルギーが存分に備わっている。特筆すべきは極めて美しい清澄な音色。
作曲家の内面に寄り添う誠実な音楽づくりで、終始聴衆を惹きつけた。

プロフィール

佐山裕樹

佐山 裕樹 / チェロ

受賞公演:「佐山裕樹 チェロリサイタル」 2019年11月21日(木)

【評価】新人の域を超えたと思わせる安定した高度な技量。曲の細部まで豊かに歌いあげて聴く者の心を奪う。
心に残る感動的な名演であった。

プロフィール

青山賞

豊嶋泰嗣

豊嶋 泰嗣 / ヴァイオリン

受賞公演:「豊嶋泰嗣 バッハ・プロジェクト WORKS for SOLO VIOLIN」 2019年11月09日(土)

【評価】バッハの無伴奏ソナタとパルティータの全曲演奏という偉業。ヴァイオリンと言う楽器を超越し、祈りにも似た感動を覚えた。時代を超えた普遍性を伝える渾身の演奏であった。

プロフィール

石上真由子

石上 真由子 / ヴァイオリン

受賞公演:「石上真由子 ヴァイオリンリサイタル」 2019年12月22日(日)

【評価】超絶技巧もさることながら、民族的な音楽的言語を具現化する力に長け、鋭い感受性で音楽の本質を捉え繊細かつ明確に表現した。満席の聴衆の喜びが伝わる素晴らしい演奏会であった。

プロフィール

バロックザール賞

小島 燎 / ヴァイオリン
久末 航 / ピアノ

受賞公演:「小島燎 久末航 デュオリサイタル 2019」 2019年03月08日(金)

【評価】互いを尊重し音楽を創り上げる姿が自然であり、心に触れる音色の深さ、優美さ、音楽的な品格の高さも魅力的であった。デュオの質の高さを堪能できる至福の演奏会であった。

プロフィール

Yugen Trio

Yugen Trio / ピアノ三重奏

受賞公演:「Yugen Trio Recital 日本凱旋公演」 2019年10月12日(土)

【評価】エレガントで洗練された響きを持つアンサンブル。互いがリスペクトし合い、作曲家への共通の思いがなければ達し得ない響きを聴かせた。音の輝きに心を奪われる演奏会であった。

プロフィール

新⼈賞受賞者研修先データ

今後の活躍を期待する若手演奏家に贈る青山音楽賞「新人賞」。
受賞後のサポートとして、賞金に加え音楽研修費や、研修後の披露演奏会費用が用意されていることが特徴です。
研修費は留学や音楽講習会、コンクールへの参加費用として活用することができます。
これまでに新人賞を受賞した演奏家の研修費活用の様子をご紹介します。

これまでに助成した研修内容

海外の⾳楽⼤学等への留学
ウィーン国⽴⾳楽⼤学、ニース国際⾳楽アカデミー、ベルリン芸術⼤学、ザール⾳楽⼤学、ミュンヘン⾳楽⼤学、デュッセルドルフ⾳楽⼤学、パリ国⽴⾼等⾳楽院、ドイツクロンベルグアカデミー、王⽴ノーザン⾳楽院、ケルン⾳楽⼤学、南カリフォルニア⼤学、エリザベート王妃⾳楽⼤学、マーストリヒト⾳楽院、フライブルク⾳楽⼤学、ルツェルン応⽤科学芸術⼤学、ハンス・アイスラー⾳楽⼤学、カールスルーエ⾳楽⼤学、他
国際⾳楽コンクールへの出場
ロン・ティボー国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクール、リンツ国際マリンバコンクール、ジュネーヴ国際コンクール、他
  • 海外講習会参加
  • マスタークラス受講
  • プライベートレッスン受講
  • 国際⾳楽アカデミー参加
  • オーディション参加
  • 国内外の⾳楽祭出演や管弦楽団との共演等
研修先の国別データ

研修レポートより

⾳楽研修を終えて 2015年《第25回》新⼈賞:周防亮介(ヴァイオリン)

期間 2017年10⽉〜2019年9⽉
場所 メニューイン国際⾳楽アカデミー(スイス)
研修内容 マキシム・ヴェンゲーロフ⽒に師事

メニューイン国際⾳楽アカデミーでの授業は個⼈レッスンと弦楽アンサンブルや室内楽が主で、その他にはフランス語や指揮法、⾳楽理論などですが、私はヴァイオリンを習い始めて間もない頃から憧れていたマキシム・ヴェンゲーロフ⽒に師事しました。

2年間指導を受けながら間近で先⽣の演奏されるお姿と⾳に触れ、お⼈柄にも感動し、レッスンでの半端なく厳しいご指導には恐いこともありましたが、ヴェンゲーロフ⽒はこのように楽曲を解釈し、それを⾳に繋げ⼈々を魅了される演奏をしてこられたのだと思うと尊敬するばかりでした。

度々各地に演奏旅⾏に出かけることもメニューイン国際⾳楽アカデミーの特徴です。ヨーロッパのあちこちを巡り、素晴らしいホールや招聘アーティストと演奏させてもらった思い出と経験は深く私の⼼に残っています。

あっという間の2年間でしたが、恵まれた環境の中で⾳楽に浸る貴重な時間を過ごすことができたこと、そしてこの留学⽣活にサポートしてくださった全ての⽅に感謝しています。この気持ちと共に初⼼忘れず、これからも⾼い⽬標と向上⼼を持って⾃分らしく歩んでいく所存です。

レッスンにてマキシム・ヴェンゲーロフ⽒と

レッスンにてマキシム・ヴェンゲーロフ⽒と

スイス・ヴィクトリアホールでのコンサート

スイス・ヴィクトリアホールでのコンサート

ソリストとしての⾃⽴を⽬指して 2016年《第26回》新⼈賞:上野通明(チェロ)

期間 2017年10⽉〜2019年3⽉
場所 デュッセルドルフ・ロベルトシューマン⾳楽⼤学(ドイツ)
(原⽂:デュッセルドルフ⾳楽⼤学)
研修内容 研修内容:ピーター・ウィスペルウェイに師事。
ドイツ国家演奏家資格習得コース(コンツェルトエグザメン)⾸席卒業。

世界的チェリストであるピーター・ウィスペルウェイ⽒のもと、ソリストとしての物の考え⽅、⾳楽の作り⽅、⽇々の過ごし⽅、様々なことを学ぶ事ができました。また、⼀つ⼀つの本番にいつもベストを尽くすことによって、オーケストラとの共演など新たなチャンスをいただく事ができました。

現代曲を軸としたポーランドのルトスワフスキ国際チェロコンクールで第2位を受賞しました。また、セミファイナルまでではありましたが、コンチェルトがたくさん課題であるフィンランドの難関パウロ国際チェロコンクールにも参加し、同年代の活躍している仲間からもたくさんの刺激を受けることができました。

これからももっともっと⾳と腕を磨き、⾃分にしか作れない世界を確⽴して、それを皆様に存分に楽しドイツでシューマンが過ごした場所で学び、ベートーヴェンが散歩した場所を訪ね、ポーランドでショパンが歩いた道を通り、チャイコフスキーが⼈⽣を送ったロシアでコンクールに参加し…まさに⾃分がたどりたかった様々な場所に⾏くことができ、留学ならではの貴重な瞬間をたくさん経験することができた事を、⼼から感謝しております。

ルトスワフスキ国際チェロコンクール 第2位⼊賞の授賞式

ルトスワフスキ国際チェロコンクール
第2位⼊賞の授賞式

チェロアカデミールーテスハイムにて 選抜の受講⽣コンサート

チェロアカデミールーテスハイムにて
選抜の受講⽣コンサート