育成支援事業

学校等支援事例

実施団体からいただいた声

学校法人 東京音楽大学
創立111周年記念オペラ公演《ラ・ボエーム》

平成29年度支援事業

学校法人 東京音楽大学

世界でたったひとつの自分の声を「楽器」として育てていく授業の過程の中で、東京音楽大学創立111周年記念事業オペラ公演は、5年に一度、学生達の未来に大きな希望を掲げて『ラ・ボエーム』公演を2日間実施し、総合芸術であるオペラは各専攻の垣根を越えた音楽づくりを学生とともに大学一丸として取り組みました。支援いただき、入場料を千円と二千円に値下げすることができ、一般市民も合唱に参加し「大学と地域一体型」のオペラ公演を、両日、満席で迎え学生達にとっても大きな励みとなりました。心より感謝申し上げます。

関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル
in 京都コンサートホール

平成28年度支援事業

関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル in 京都コンサートホール実行委員会

関西の音大・芸大8校が、オーケストラと合唱団を結成し、毎年9月一同に会するオーケストラの祭典です。助成を得られたことで、大規模な事業ながらも学生や大学へ金銭的負担をあまりかけることなく、充実した内容で実施する事ができました。音楽を学ぶ学生が一丸となり、大学や専攻の垣根を越え、切磋琢磨し刺激し合えることは、これから先、プロフェッショナルの道を目指す学生たちにとって、貴重な経験になるはずです。

音楽に関する入手困難な貴重資料の購入

平成29年度支援事業

東京藝術大学音楽学部音楽研究センター

東京藝術大学音楽学部音楽総合研究センター閲覧・視聴室では、青山音楽財団より頂いた助成金にて、J. S. バッハ愛用の『カロフ聖書』復刻版(全3巻)を購入いたしました。この『カロフ聖書』にはバッハ自身による書き込みがあり、バッハの思想・信仰や、創作に聖書がどのように利用されたかを知る手がかりを与えてくれます。この貴重な資料を広く利用に供し、バッハ研究のさらなる発展に役立てたいと考えております。

チューバ(ヤマハYBB-632S)の購入

平成30年度支援事業

鹿児島県立松陽高等学校音楽科

学校創立期、音楽科設置の際に購入した楽器が老朽化し、修理が困難な状態でした。今後の教育活動の充実、また発表の場として実施される校内外でのコンサートでレベルの高い演奏を提供するために、今回助成金を利用しました。ピストン式のチューバで、重奏の授業でのユーフォニアムとのアンサンブルにも適しており、加えて楽器の持ち替えが容易で負担が軽減されたと講師や演奏する生徒から意見がありました。先日の定期演奏会でも使用しましたが、当日は,昼夜2公演で延べ3,500名の来場者があり、県内で唯一音楽科を設置する高校の定期演奏会としてご満足いただけるものとなりました。