2017年 《第27回》 バロックザール賞:アンサンブル・レ・フィギュール
アンサンブル・レ・フィギュール
/ 古楽アンサンブル
プロフィール
榎田 摩耶 えのきだ まや / バロックヴァイオリン
石橋 輝樹 いしばし てるき / フラウト・トラヴェルソ
原 澄子 はら すみこ / ヴィオラ・ダ・ガンバ
會田 賢寿 あいだ たかひさ / チェンバロ
ポール=アントワーヌ・ベノス・ディアン Paul-Antoine Bénos-Djian / カウンターテナー
パリ在住の音楽家により結成されたアンサンブル・レ・フィギュールはヨーロッパの歴史、芸術や文化への造詣を深め、当時の文献に基づいた奏法と音づくりを追求する古楽アンサンブルである。アンサンブルの名前の”フィギュール”とは、フランス語で「文飾、文彩」という意味を持ち、いわば語りをより豊かにする「装飾」を意味する。古楽研究・演奏の盛んなフランスに在住する利点を生かし、日本で演奏される機会の少ない楽曲の紹介、舞踏や映像といったビジュアルアートとのコラボレーション、フランスからのゲストとの共演など、創造性と新鮮さに溢れる芸術活動を目指し、色彩豊かなフランスバロック音楽の日本での興隆を願いつつ、聴き手の心に深く語りかける物語創りを大切にしている。これまでに東京、神戸、大阪、パリを中心とした定期的な演奏活動の他、2016年には、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールのフェニックス・エヴォリューション・シリーズに注目の若手アンサンブルとして選出されコンサートを開催。フランソワ・クープランの作品を中心に、舞台演出にも工夫を凝らしたユニークな公演は大好評を博した。
https://www.ensemblelesfigures.com/
http://terukiishibashi.com/
※プロフィールは受賞当時のものです