2019年《第29回》青山賞:豊嶋 泰嗣
豊嶋 泰嗣
とよしま やすし
/ ヴァイオリン
プロフィール
1964年生まれ 東京都出身。
桐朋学園女子高等学校、桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽、コンサートマスターとして演奏活動を始める。86年、大学卒業と同時に新日本フィルのコンサートマスターに就任し楽壇デビュー。現在は新日本フィルのソロコンサートマスター、九州交響楽団の桂冠コンサートマスター、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスターをつとめている。また、指揮者・小澤征爾との30年に渡る信頼関係から、サイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管でもコンサートマスターを務めている。近年ではコルンゴルト、三善 晃、バルトークなどの協奏曲のソリストとしてもオーケストラの定期演奏会に出演。19年11月にはバッハのヴァイオリン全作品を3回に分けて演奏するコンサートを京都で開催した。アルティ弦楽四重奏団のメンバー、チェンバーソロイスツ佐世保の音楽監督としても活躍している。91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。平成25年度兵庫県文化賞受賞。京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学および大学院講師。1719年製 アントニオ・ストラディバリウスを使用。
※プロフィールは受賞当時のものです