2022年《第32回》新人賞:若尾 圭良
若尾 圭良
わかお けいら
/ ヴァイオリン
2006年、ボストン生まれ。2021年ユーディ・メニューイン国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門優勝、併せて委嘱作品の優れた演奏に対し、作曲家賞を受賞。2021年スタルバーグ国際弦楽器コンクール優勝、併せてバッハ賞受賞。
3歳よりヴァイオリンを始め、6歳より元ボストン響コンサートマスター、 故ジョセフ・シルバースタイン氏に師事する。現在、マサチューセッツ州ウォールナットヒル芸術高校2年生。ニューイングランド音楽院プレップスクールにてドナルド・ワイラーシュタイン、スーヴィン・キムの各教授に、日本では竹澤恭子氏に師事し、研鑽を積んでいる。
9歳でオーケストラと協奏曲を初共演。これまでにユージーン響、レディング響、カラマズー響、チャタヌーガ響、リサウンドコレクティブ、アデルフィー、ニューイングランドフィル、ボストンシヴィック、ウォルサム、ニューフィル、岐阜大垣室内管などと共演。 ニューヨーク・カーネギー(ヴェイル)ホール、ボストン・ジョーダンホール、ロンドン・カドガンホール、シンガポール・ヴィクトリアコンサートホール、北九州・響ホールなど著名なコンサートホールでも公演を果たす。
2017年、11歳でTEDx ボストンにて、スピーチと演奏を披露。12歳の夏より毎年、NY州イツァーク・パールマン音楽プログラムに参加し、ジュリアード音楽院、名教授陣の指導を受ける。2020年14歳で、ボストン・リディーマー教会と東京・代官山ヒルサイドプラザホールの2箇所で初リサイタルを催し、好評を博した。
2023年は、ボルティモア室内管(メリーランド州)、レキシントン響(マサチューセッツ州)でのデビュー、ボストン・シヴィック響との再演など全米各地でオーケストラとの協奏曲共演が続き、ニューヨークやロンドンなど各地でのリサイタル、ヨーロッパでの音楽祭参加も決定している。
使用楽器は1745年製G.B. ガダニーニ(フローリアン・レオンハルト・フェローシップより貸与)。
公式サイト https://www.keilawakao.com/
※プロフィールは受賞当時のものです