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青山音楽賞歴代受賞者

2022年《第32回》バロックザール賞:長山恵理子&ミハーイ・ベレッツ デュオ

長山恵理子&ミハーイ・ベレッツ デュオ

長山恵理子&ミハーイ・ベレッツ デュオ

ながやま えりこ&ミハーイ・ベレッツ

/ デュオ

長山恵理子/ヴァイオリン

桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学卒業後、渡英。英国王立音楽院にてジェルジ・パウク氏のもとで研鑽を積み、修士課程(Master of Arts)をDistinctionで修了、優れた卒業リサイタルに与えられる DipRAM、the Marjorie Bunty Lempfert Award、the Moir Carnegie Prize 等受賞。卒業後も自身の ピアノトリオ、トリオ・オパールで音楽院の室内楽フェローとして2年間在籍。 2019年5月よりロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のファーストヴァイオリン奏者としてイギリス国内のみならず、ヨーロッパ諸国や北米、クウェートなど世界各地で演奏。 現在はロンドンを中心にソロ、室内楽、オーケストラ奏者として幅広く活動を続ける。2019年、ノルウェーで行われたトロンドハイム国際室内楽コンクールのピアノ三重奏部門にて第3位、聴衆賞、ならびにコンクール委嘱曲賞 受賞 (トリオ・オパール)。 第9回横浜国際音楽コンクール弦楽器部門大学の部第1位、併せてジャン・シュミット賞受賞。 サントリーホール室内楽アカデミー 第3期フェロー(グランツ弦楽四重奏団)。
これまでに、原田幸一郎、清水涼子、神谷美千子、ジェルジ・パウク、バロックヴァイオリンを 寺神戸亮、 戸田薫、パヴロ・ベズノシウクの各氏に師事。 2016-18年度宗次イエロー・エンジェル基金奨学生。平成29年度 文化庁新進芸術家 海外研修制度研修員。

 

ミハーイ・べレッツ (Mihály Berecz) /ピアノ

1997年ハンガリーのブダペストに生まれ、6歳でヴァイオリンを学び始める。オーケストラでヴァイオリンを弾くかたわら、3年後よりピアノを学ぶことに専念、Edit Major、Erzsébet Belák各氏の元で研鑽を積む。ロンドンの英国王立音楽院にてクリストファー・エルトンに師事し、学部を首席で卒業。2017年に開催されたデビュー・ベルリン国際コンチェルトコンクールの覇者として、2017年6月にドイツ・ナショナル・オーケストラとベルリン・フィルハーモニーにてデビュー。
これまでに、第2回マンハッタン国際音楽コンクールでの金賞、第15回ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールにおいてリスト=バルトーク賞、また英国王立音楽院にてHarriet Cohen Bach Prizeなど多数受賞。2013年のYoung Euro Classic Festivalにおいてベルリンのコンツェルトハウスにてリストのハンガリー幻想曲を演奏。それに続き2013年、Zoltán Kocsis氏に見出され ベラ・バルトーク国立コンサートホールにてデビュー、ラヴェルの協奏曲ト長調を演奏し、バルトーク・ラジオにて生放送された。昨年秋にはリスト音楽院において、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番『ジュノム』をミハイル・プレトニョフ氏の指揮で演奏。また古楽への興味から、度々オルフェオ・オーケストラなどの著名な古楽器によるオーケストラとのフォルテピアノ協奏曲の演奏に招待される。
ハンガリー芸術アカデミーより奨学金を受け、ハンガリー・ラジオのマーブル・ホールでの2020-2022シーズン計8回のコンサートにてベラ・バルトークの全ソロ作品を演奏した。

※プロフィールは受賞当時のものです