• HOME -
  • 歴代受賞者一覧 -
  • 2023年《第33回》バロックザール賞:ディルク・アルトマン&岡本 麻子

青山音楽賞歴代受賞者

2023年《第33回》バロックザール賞:ディルク・アルトマン&岡本 麻子

ディルク・アルトマン&岡本 麻子

ディルク・アルトマン&おかもと まこ

ディルク・アルトマン(Dirk Altmann)/クラリネット

ハノーバーに生まれ、ヘルムート・パルシェック教授に師事。1985年よりSWR交響楽団首席クラリネット奏者。17歳の若さでヘルベルト・フォン・カラヤン財団に入団し、ベルリン・フィルのソロ奏者の中では最年少であった。カラヤン、チェリビダッケ、クライバー、プレートル、サー・ノリントンなどの世界的に著名な指揮者と協演経験も持つ。2013年に結成された「ルートヴィヒチェンバープレイヤーズ」(LCP)の主要メンバー。編曲者としても活動し、プロコフィエフ作曲「束の間の幻影」の編曲が2017年に国際クラシック音楽賞(ICMA)にノミネートされた。これまでにソロ、室内楽のCDを5枚リリース。また、フェラーラ、ザルツブルク、ラインガウ音楽祭などの国際音楽祭へ招待され演奏する。後進の指導にも意欲的に取り組んでおり、カールスルーエ音楽大学での指導、定期的に中国、日本などアジア各地でもマスタークラスの講義を行っている。日本のヨーゼフ(JOSEF)社製の楽器を奏で、その専門における最も多才な奏者の一人である。

 

岡本 麻子(おかもと まこ)/ピアノ

桐朋女子高等学校ピアノ科卒業後、渡独。フライブルグ州立音楽大学、同大学院、ケルン音楽大学演奏家資格を最優秀で修了。これまでに、エピナール(第1位)、ケルン・ショパン(第1位)、ロン・ティボー(第6位)、エリザベート王妃(ファイナリスト)等の国際コンクールで受賞。パリにてメシアン国際ピアノコンクール第3位。ガラコンサートにて、ピエール・ブーレーズ指揮、アンサンブル・アンテルコンタンポランとメシアン作曲「異国の鳥たち」を共演し大絶賛される。これまでに、仙台フィル、日本フィル、大阪フィル、大阪交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、韓国・仁川フィル、ベルギー国立管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団等のオーケストラと共演。日本、ヨーロッパ各地の様々な音楽祭に招待され、国内外でソロリサイタルや室内楽の演奏会を行う他、テレビ、ラジオにも出演している。これまでに6枚のCDをリリース。現在は演奏活動の他、京都市立芸術大学非常勤講師、大阪教育大学芸術表現専攻(音楽)准教授として後進の指導も行っている。

※プロフィールは受賞当時のものです